引っ越しは気持ちの入れ替えには最適
引っ越しは好きです。気分も一新できるし、なにしろ新しい土地、住まいへの期待があります。今度はこういうライフスタイルで暮らそうか、部屋のインテリアはどうしようか、近所には楽しそうな場所はあるのかな……。そんな思いが重なります。と言いましても、実際の話、そう頻繁に引っ越しできるわけではありませんね。引っ越しには大変お金がかかります。新しい住まいが賃貸ならば、礼金、敷金、家賃。それに引っ越し業者さんを頼めば何十万円というお金がかかりますね。いくら引っ越しが好きだからと言っても、そう度々引っ越してはいられませんね。僕は生まれてからこの年まで、八回引っ越しをしました。その中で一人暮らしの引っ越しが二回、結婚してからは三回引っ越しています。
まず、結婚して初めて入ったところは普通の戸建て住宅の二階を借りていました。ここは二世帯住宅の造りで、二人だけの暮らしには有り余るほどの広さでした。ここで二年間暮らし、やっぱりマンションがいいと思いまして、実家の近くにマンションを借りたのでした。この時、家具類が大きな物で数もありましたので、業者さんに頼んで運んで貰ったのですが、けっこう費用がかかりました。マンションを借りるために支払った金額と、引っ越し業者さんに支払った金額を合わせると、百万円を超えてしまいましたから、このときはかなりの出費でしたね。でも、初めて体験するマンションでの暮らしには、胸ときめくものがありました。間取りもかなり贅沢なものでしたから。
このマンションで僕たちは八年間過ごしました。その間、子供も誕生したのですが、僕の仕事があまり順調ではなくなり、収入も落ちていったのです。仕方なく、都営住宅に応募すると、これが一回目で当選しました。物件はそのマンションから徒歩でも十分程度で行ける場所でした。新築という事もあり、僕たちは喜んで引っ越したのです。この時も業者さんを頼んだのですが、極力重い物だけを依頼して、あとは時間をかけて僕が歩いて運び出しました。ですから引っ越しの費用はかなり抑える事ができたのです。
今、この都営住宅に越してから十年が過ぎようとしています。またどこかへ引っ越ししたいな、と思う今日この頃です。